会社を設立するにはどのような準備と手続きが必要ですか。
Ａ会社を設立するにあたって準備すべきこと、会社設立手続の流れは、会社の種類によって若干異なりますが、ここでは株式会社を例にとって説明を行います。
まず、会社の設立にあたっては、最初に決めておかなければならない事項がいくつかあります。それは、「会社名」、「本店所在地」、「資本金の額」、「出資者と出資割合」、「事業目的」、「決算期」、「役員」の各項目です。これらの事項は、会社設立の手続を司法書士等に依頼する場合であっても自分で決めておかねばならないものです。なお、会社名については、候補を3つほど考えておく方がいいでしょう。
次に、会社設立の手続ですが、会社設立の流れは次のようになります。
・ 類似商号の調査
・ 役員・出資者の印鑑証明取得、会社の代表印の作成
・ 定款（会社の商号・事業目的などの重要決定事項を記載した書類）の作成
・ 定款の認証
・ 出資金の払込、保管証明書の取得
・ 創立総会の開催（総会において、取締役・監査役を選任）
・ 設立登記（申請書類作成・登記申請）
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